試験当日の注意事項についてお話しします。
試験練習ではよくできていたのに、試験当日のちょっとしたミスで不合格になってしまう ということがないように、注意事項をまとめてみました。
いままでこのミスで不合格になった人間を何人も見てきています。
よくあるのが、作図の方向や作図範囲のミスによるものです。
例えば、課題図の正面図が解答図では背面図になる、つまり裏返しで作図するという課題(下図パターン1)。
これをそのままの向きで作図してしまうことがあります。
あとは、外形図と断面図の違い。課題図は外形図で描かれていて問題文では断面図で描くように指示しておるのにそのまま外形図で描いてしまうこともあります。(下図パターン2)

今までの傾向としては、形状的に複雑な課題は課題図と解答図の向きや内容に変化がなく、簡単な形状の課題は向きや作図内容に変化がついてきています。
形状簡単だなと思ったら、間違いなく作図内容に変化があると思ったほうが良いと思います。
また、作図範囲のミスもよくあります。
問題文で部分投影図の説明で 「ねじに関してのみ描く」と書いてある場合、ねじ穴形状とそれを表す中心線のみ描けばよいのに、外形も描いてしまうというミスです。この逆もあります。

これらのミスがないように、問題文をしっかり読むことが大切ですが、読んだ直後は理解しても形状把握や採寸をしているうちに忘れてしまうなんてこともあります。作図するときにもう一度確認することも必要だと思います。
こんなことを言ってはいけないと思いますが、時々周りの人の画面をちらっと見ることも必要かと思います。
これによって自分のミスが見つかるかもしれません。
当然人の画面をじっくり見ていたら試験官の人に怪しまれてしまうので、あくまで勘違いがないかを確認するためのチラ見です。
一番前の席になったらこれはできませんが、、、
課題の内容によっては、想定時間で進まず焦ってしまい本来の実力を出せなかった なんてことがないように、時間配分をきめて作図作業していきましょう。
時間配分で特に気を付けることは
・形状が把握できないからといっていつまでも形状把握していないこと。
その時は理解できなくても作図しているうちにわかってくることもあります。
・一部の投影図が進まないからといっていつまでも作図していないこと。
図形が完璧でも寸法や記号が半分しか入っていなければ不合格です。寸法を入れる時間を残しておきましょう。
〇〇:〇○になったら図形スタート、〇〇:〇○になったら寸法スタート という最悪の時間を決めておきましょう。
普段使い慣れていないCAD端末だとちょっとした操作ミス(ショートカットコマンド等)で図形が消えてしまった なんてこともあるかもしれません。そんなときは、試験官の方に説明すれば途中の保存データから再開させてもらえるかもしれません。
実際に、私が試験官のときにそんなことが発生していたにも関わらず、本人は自分のミスだと決め込んで図形を一から作り直したため時間不足で不合格になった例もあります。
どんなケースにも対応してくれるとは言えませんが、なにかトラブルが発生したら試験官の方に申し出ることを推奨します。
また、そんなケースも想定して頻繁にデータを保存することをお勧めします。
③同様に初めて使用するCAD端末だと、漢字の変換ミスでの文字の打ち間違いが発生する可能性があります。
よくあるのが、「受検番号」を「受験番号」に間違えること。あとは、「普通公差」を「普通交差」への間違い。
少しですが減点になります。
以上のことに気を付けながら、実力を出し切って合格できるように頑張りましょう。

